一般女性との婚約を発表したばかりのお笑い芸人スギちゃん(41才)。家庭を持ってもワイルドキャラは変えないと断言しているが、その真意とは。「ワイルドだろ~?」でブレイクし、いくつも訪れた転機を経た今、一発屋芸人と言われながらも、芸能界でしぶとく生き残るその術をじっくり語ってもらった。
――ブログでも公開されていましたが、「一発屋芸人の会」に参加されたそうですね。あれはどんな会なんですか?
スギちゃん:まだ1回しか参加してないんですよ。言い出したのはレイザーラモンHGさんや小島よしおで、LINEで案内が来たんです。参加していたのはゆってぃ、ダンディ坂野さん、テツandトモさんとかです。これだけ集まるのも久しぶりで、近況やこれからのことを話すというよりも、「ホンマ、久しぶりやなあ」とみんな懐かしむ感じで。
まあ、いわばベッキーさんらたちがやっている「ハーフ会」に対抗してやっているみたいなところがあって。2回目もあったんですが、残念ながら俺は仕事で行けなかったんです。
――憧れている芸人さんはいますか?
スギちゃん:出川哲郎さんと狩野英孝です。憧れというよりかうらやましいです。二人とも天然で一生懸命やっているところに、神が下りてきたかのような笑いが起きる。出川さんはリアクション界で右に出るものはいないし、狩野英孝はMCから止められてもずっと自分の話を続けている。それが真剣だからこそ面白いんです。あの領域に達するまではなかなか難しいかもしれませんが…。
――「ワイルドだろ~?」だけでは、ダメだと考えているのですか?