猫:やっぱり食べ物ですかね。ペリグリーチャムとか猫缶とか…、というのは冗談で。東京マラソンのあとに祝勝会をやったんですけど、あまり食べられなかったんです。そのあとにセブン-イレブンで一番大きいカップヌードルを買って、卵をのせてチーズをのせて食べたのが、一番おいしかったです。あと、暑いとソフトクリーム食べたいな、とか。
――マラソンあるあるを教えてください。
猫:皇居に行くと、エリック・ワイナイナに1日で3回は会えます。ケニア人のオリンピック銀メダリストですね、3大会出てるすごい人です。皇居に住んでるのかなと思いますよ(笑い)。あとは走っていると、都内のどこにトイレがあるかわかるようになります。気配でトイレがわかるんですよ。強者になると、この公園はこの辺りにトイレがあるってわかる。ランナーはみんなそうなると思いますよ。
それから、エスカーレーターの段差があると、アキレス腱を伸ばしたくなる。伸ばしてる人はだいたいランナーですね。あの高さが、ちょうど気持ちいいんですよ。あとは大会で緊張して、スタート前に両手で太腿付近をバチバチ叩いたりするじゃないですか。すると自然とみんながやりだして、バチバチバチって響き渡ります(笑い)。他によくあるのは、大会近くのコンビニは、スポーツドリンクだけ売り切れになる。
――猫さんはランナーと芸人を両立しているということで、文学と芸人を両立しているピースの又吉直樹さんの芥川賞受賞を、どう思いましたか?