つまり世間では、“小太りキャラ=脇役”という暗黙の了解があって、『水戸黄門』で毎回、艶やかな入浴シーンを披露していた“かげろうお銀”こと、由美かおるさんや、モモレンジャーのキャラクターには、一生、なれません。
それどころか、ときには自虐ネタのひとつも言って、周囲を和ませる役割を担わないといけません。あなたは心からこういうポジションを望んでいますか? そういう人生がいいと思いますか?
ファッション的な見地からいうと、太ってるという理由で着たいものが着られないのは、装う喜びを半減させてしまいます。それって女性としてすごく残念だとは思いませんか?
たるみの原因になったり、体力を奪ったりする過激なダイエットは絶対に勧められませんが、1年後に5kgやせていたら、今より何十倍もファッションを楽しめます。
人生、長いとはいえ、必ず限りがあるものです。たとえ1日、1gでもいいから、理想の自分に近づくために今日から始めましょうよ。そう、今日からです!
オバさん、万歳!
※女性セブン2016年2月18日号