切った茎を水に入れておくだけで根っこが出てきて、ベランダのプランターで簡単に育てられるそうですから、さっそく試してみようかしら。こう見えて私、植物を育てるのは上手なんですよ。
以前もお話ししましたが、私の今年の目標は、ダイエット&健康管理。ある年齢になったら、やせ方に気をつけないと顔だけやつれて、貧相に見えます。
そうすると本当はとても幸せでも、薄幸そうに見えてしまいます。「あの人、何かトラブルでも抱えているのでは?」などと他人から思われたら、嫌ですものね。
薄幸そうといえば、お肌がカサカサなかたもそうです。この季節、お肌の艶を失った女性が目立ちますが、最悪なのは自分の肌がいかにひどい状態か、まったく自覚していないかたです。
空っ風に吹かれて水分をなくした肌は、まるで切り干し大根。思わず「水に戻してから炊くの?」などと言ってしまいそうになります。
この時期は入念なお手入れをして、しすぎることはありませんよ。今回は最後に、そのお顔がより幸せそうに輝く方法を伝授しますね。
それは春ストール。明るめな色をふわりと襟元に巻くと一瞬にしてお顔に健康的な色味が差してきます。色は、王道のピンクをはじめ、白ややわらかなイエロー、オレンジ。シックな色目がお好きであれば、ライトグレーも素敵です。間違っても、ベージュ(らくだ色)など、お顔の印象を暗くする濃い色は避けてください。
そして私のおすすめは、柄物より断然、シンプルな無地。ストールもお洋服も柄物を選ぶかたがいますが、「柄でないと物足りない」と思うのは、感性がやや鈍化してきた証拠かもしれませんよ。お気をつけあそばせ。
オバさん、万歳!
※女性セブン2016年3月17日号