「宝くじ業界では『販売員に孫ができると億が出る』と言われている。昨年は販売員に孫の誕生が相次ぎ、高額当せんの予感があった。今年も双子の孫が生まれた販売員がいて、“夢よ再び”とドリームジャンボに期待します」(村木直之店長)
熊本地震で大打撃を被り、一部運休していた九州新幹線は4月27日に全面開通した。2011年3月12日に開業した九州新幹線だが、前日に東日本大震災が発生したため、沿線の風景や祝福する住民を収めた記念CMの放送を自粛した。熊本地震後、その「幻のCM」が被災地応援として拡散し、改めて九州新幹線が話題となっている。
九州新幹線開業時も「新幹線ご利益」売り場が数多く誕生した。そのひとつが新幹線の停車駅「新鳥栖駅」に近い『筑紫野ゆめタウンCC』(福岡県筑紫野市)だ。筑紫野市の北東には、「神の宿る山」とされる宝満山がそびえる。この宝満山を仰ぐように東方を向く売り場には、佐賀県唐津市の『宝当神社』の御札が祀られている。
「1996年の開店後、初の億当せんが新幹線開通後の年末ジャンボ。翌年のグリーンジャンボで1等・前後賞5億円が出ました。まさに新幹線が億を運んできました」(坂原克司店長)
※週刊ポスト2016年5月20日号