1等・前後賞合わせて7億円が当たるドリームジャンボが発売された。全国の“当たる”と名高い有名売り場では、連日多くの宝くじファンが行列をなしている。
本誌はその中から、“名物おじい”が金運を呼ぶ売り場をピックアップ。合計167才という百戦錬磨の2人から、7億円をつかむ必勝法を聞いてきました。
東京・上野のアメ横入り口で、真っ赤な外装がひと際目を引く『宝くじ御徒町駅前センター』(台東区)。“徳を持ってる徳じい”と親しまれている中野徳治さん(76才)が同売り場を開業したのは1999年。
以降、2011年のドリームジャンボ1等・前後賞合わせて3億円や、2012年の年末ジャンボ1等・前後賞合わせて6億円など、高額当せんの総額は30億円をゆうに超えているという。
「私は上野が地元で、子供の頃から不忍池弁天堂にお参りしていましてね。売り場を出してからも“どうか当たりが出ますように”とお参りするようにしているんですよ」(徳じい)
弁財天といえば、勝負運、芸術、商売にご利益があり、金運アップのパワースポット。お参りの効果か、開業から1年半後の2000年サマージャンボで早速1等・前後賞合わせて3億円が出た。
「すぐに出たと言っても、当たりが出るまでの1年半はそりゃひどいもんでしたよ。でも大当たりが出たことで話題になり、お客さんも増えた。それで、その後売り場を改装する時に、どうせならお客さんに当せん祈願もしてもらおうと思って『開運招福処』を建てました。みなさん買った宝くじを持って、熱心に祈願していらっしゃいます」(徳じい)