ヤモリと同様、“爬虫類”の亀パワーにも注目だ。2011年のサマージャンボで2等1億円、2012年のドリームジャンボで1等・前後賞合わせて1億1000万円、昨年の新春運だめしくじで1等1億円と、高額当せんを連発している『亀戸駅北口宝くじ売り場』(東京・江東区)は、創業71年目の老舗売り場だ。
「開業当時はテーブルとイスを路上に置いただけの簡素な売り場だったんです。駅の利用者に手売りしていたとも聞いています」(販売員の加藤美奈子さん)
現在は当せん実績が所狭しと張り出されたボックス型の売り場だが、その窓口の左側に飾られているのが3段重ねの「招き亀」。
「私たちは『幸運の亀の子タワシ』と呼んでいます。1996年頃、なかなか高額当せんが出ない時期が続きました。そこで当時の社長が“ずっと亀戸で商売しているんだし、亀の子タワシを置いてみよう”と考えついたんです」(加藤さん)
「鶴は千年、亀は万年」「銭亀」と縁起物の代表格といえる亀の効果はテキメンだった。
「設置後しばらくして100万円の当せんが出ました。すると“あの亀が金運を運んできた”と噂が広まったんです。以降、購入資金や宝くじをタワシでこすって祈願していくお客さまが増えました。“タワシでこすって、金運ワタシます”ですね(笑い)」(加藤さん)
7億円は「招き爬虫類」で!
※女性セブン2016年7月7日号