山口百恵さんなんて、今、拝見しても、信じられないほど大人っぽく上品で妖艶なオーラを身にまとっています。引退したのは1980年。まだ21才の若さだったんですね! 仕草や目線の移し方は、現在アラフィフの私から見ても、お手本にしたい魅力が満載です。
考えてみると、ここ数年、ソロ(ピンと言うのでしょうか)で大活躍している女性アイドルって、あまりいないでしょう?
1970年代(~1980年代)のアイドルは、ひとりひとりが個性的だしかわいいし、圧倒的な存在感がありました。 しかも当時は生演奏をバックに、ワイヤレスマイクなんてありませんから、マイクのコードを引きずりながら生歌を歌っているので、なんというかワクワク感が半端ではないんです。
ぜひ、動画を検索してみてください。見ているとカラオケに行きたくなります。カラオケに行ったら、必ずご本人が登場するオリジナル動画を選択するのがお約束ですよ。
外に出れば、暑いしだるいしで、何となく気分がメロウになっているこの季節。クーラーを適正温度に設定したお部屋で、ティーンだった頃に戻って振り付きで歌い、踊りましょうよ。
おしゃれを積極的に楽しめなくなってきたと感じているかたは、アイドルの動画観賞だけでもいい起爆剤になります。人の心を爽やかに、元気にしてくれるアイドルの誰が枯葉色を着てますか? 明るい色の服と、大振りなアクセサリーをファストファッションのお店でゲットすれば、たちまち1970年代にワープできます。
オバさん、万歳!
※女性セブン2016年7月28日号