スマートフォンのCMでおなじみの双子、Mika+Rika。彼女たちは、肖像権・著作権を放棄し、自分達の写真や動画をWEB上に公開している、フリー素材アイドルだ。そもそもは、ヒップホップユニットの活動を広げるためのプロモーションだったというフリー素材活動。CM出演の影響や、今後の夢などを、2人に話してもらった。
――スマートフォンのCMで、一気に有名になりましたね。
Mika:フリー素材アイドルを始めたことで、テレビCMはあきらめていたんです。フリー素材だと、色んな広告に使ってもらえます。でもCMって、同じジャンルの仕事と被っちゃいけないじゃないですか。だからCMの仕事が決まったときは驚きました。
Rika:フリー素材を始めて2年、CMをいただけて嬉しかったです。2年間無料でやってきたことが報われたようで。
――このCMに出演したことで、変化は?
Rika:知ってくれる方の幅が広がったので、子供からもメールが届くようになりました。「応援しています」とか「Xperiaにしました」とか。
Mika:両親も喜んでいましたね。ヒップホップを始めることは、両親は反対だったんです。だから「この日ライブをやるよ」と伝えても無関心でした。でもCMに出るようになってからは、「今日も見たよ」とか連絡がくるんです(笑い)。両親は親戚や友達に、私たちが芸能活動をしていることを隠していたんですけど、「ついに言っちゃったよ」って報告がありました(笑い)。
Rika:全然連絡を取っていなかった昔の友達から、突然メールが来たり。
Mika:有名になると友達が増えるって、よく芸能人の方が言ってるじゃないですか。うそばっかり、と思っていたんですけど、本当に連絡がくるんですよ。私はあまり友達が多い方じゃないので嬉しいです(笑い)。
Rika:普段歩いていても、CM前は「無料の双子じゃない?」とか「フリー素材の子じゃない?」っていう言われ方だったんですけど、最近は「Mika+Rikaだ」って名前を言ってもらえるようになりました。
――フリー素材を撮影するときに大切にしていることは?