Mika:基本はフリー素材アイドルとしてやっているのと、ヒップホップのライブを、2週間に1回。それからCM撮影などもありますね。
――お2人の見分け方を教えてください。
Rika:顔の輪郭が違う。Mikaはエラがあるので。
Mika:失礼なんですけど(苦笑)。私から言わせれば、Rikaは顎が短いです。
Rika:そんなに短くないよ!
――ヒップホップでデビューする前、2008年の映画『ブリュレ』に主演していますね。
Mika:演技は楽しいなと思ってやっていたんですけど、その頃は芸能界でやっていこうとは思っていませんでした。
Rika:学生だったし、オーディションに受かって出演したので、芸能事務所に入ったわけじゃなかったんですよ。
Mika:映画を公開するまで2年くらいかかったんですけど、やっと公開した頃に、監督さんが急死してしまったんです。数年経って、当時のスタッフが集まって監督さんのお墓参りをしたとき、「私、なにしてるんだろう」って思ったんですね。
監督は私たちに、女優として成長してほしいと言っていたんです。でもお墓参りをした時、私はOLでした。監督の言葉を思い出して、芸能活動をすれば、この映画がもっと周知されるんじゃないかなって感覚にもなったりして。それで会社を辞めて、ちゃんと芸能界に入って、監督さんに頑張っている姿を見せたいという思いがありました。だから、いつかまた、女優もやりたいと思っています。
――今後の夢は?
Mika:フリー素材アイドルとして名前を知ってもらえつつあるんですけど、歌のほうでも、北海道とか沖縄とか、もっと遠くに呼んでもらえるようになりたいです。
Rika:今は無料の双子をやっているのですが、 “有料の女”を目指します!
【Mika+Rika(ミカ・リカ)】
東京都出身。一卵性双生児の姉妹で構成されるヒップホップユニット。2013年『FUNKY OL ~仕事したくないよ~』でデビュー。2014年11月、肖像権・著作権を放棄し、自由に写真を利用できる素材配布サイト『私たち無料です』をスタート。フリー素材アイドルとして話題を集めている。4月25日、shibuya eggman(渋谷区)にてワンマンライブ開催予定。
撮影■浅野剛