その3年後に雅子さまがご結婚。皇太子さまの「一生、全力でお守りします」というプロポーズの言葉が流行し、雅子さまが通勤に使われていた愛車・カローラIIが爆発的に売れた。
「私は雅子さまと同じ年に結婚しました。もちろん、何のかかわりもない庶民カップルだったけれど、なんだか幸先良さそうだな、って嬉しかった思い出があります。ただ、“あやかり婚”ブームは紀子さまの時の方が盛り上がっていたかな。雅子さまのときは、バリバリのキャリアウーマンとしての経歴と、それをすべて手放して皇室に嫁がれることのほうが話題になっていた印象です」(55才女性)
近年では、2005年11月に紀宮さま(黒田清子さん)がアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』のヒロイン・クラリスが着ていたのとそっくりなドレスを身にまとって東京都職員の黒田慶樹さんと結婚。同月に婚姻届を提出したカップル数は前年に比べ、5000組増えた。さらに2014年に高円宮家の典子さまが出雲大社の宮司と結婚した際はその出雲大社に縁結びを願う婚活女子が殺到した。
「眞子さまと小室さんの共通の趣味がスキーだから、私も社会人のスキーサークルに入ってみようかなんて考えてます」(26才女性)
「結婚ははずみ」という言葉はあるが、皇族のご結婚こそ、このうえない「きっかけ」なのかもしれない。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年6月22日号