スポーツ

HR打つと全勝の広島バティスタ、勝ちに繋がらない巨人村田

ホームランがすべて勝利に結びつく選手は?

 この選手が打てば勝つ――。どのチームにも、勝利のキーマンやラッキーボーイがいる。2位の阪神に8ゲーム差をつけ、前半戦を折り返した広島で言えば、バティスタが該当するだろう。6月3日、ロッテ戦で代打逆転2ランを打って衝撃的なデビューを果たして以来、これまで本塁打を放った試合は6戦全勝(計7本、1試合2本が1回。記録は7月12日現在。以下同)。

 7月10日のDeNA戦では0対1の7回裏1死二塁の場面に代打で登場すると逆転2ランを放ち、ヒーローインタビューではクレート通訳のたどたどしい日本語で爆笑をさらった。広島では菊池涼介も今季8本塁打を放ち、その試合は全勝(7 勝)している。他に、セ・リーグで5本塁打以上打って“無敗”の選手は、DeNA・桑原将志(9本、7勝0敗)、阪神・福留孝介(7本、7勝0敗)がいる。野球担当記者が話す。

「上位チームは必然的に勝ちに繋がる傾向が強いですが、バティスタや菊池、桑原のようにムードメーカーが打つとチームに勢いが出るという側面もあるかもしれません。広島の新井貴浩も7本塁打で5勝1敗と、やはり高い勝率を誇っています」

 一方でツキのない男もいる。今季、マギーに押し出された格好で控えに回るケースの多くなった巨人の村田修一だ。前半戦最後のヤクルト戦で本塁打を打った試合で、ようやく今季初勝利を収めたが、それまで4連敗を喫していた(1勝4敗)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン