○(日)4-6月期国内総生産一次速報値 14日(月)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率+2.5%
公共投資と消費、設備投資の寄与度が高まるとの見方が多いようだ。今年4-6月期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率+2%台の成長が予想されており、6四半期連続のプラス成長となる。外需は伸び悩んでいるが、民間消費と設備投資の伸びが加速し、成長率の押し上げに寄与するものとみられる。
○(米)7月小売売上高 15日(火)午後9時30分発表予定
・予想は+0.4%
参考となる6月実績は前月比-0.2%となり、2カ月連続でマイナス。ガソリンスタンド、衣料品店、スーパーでの売上高が減少した。7月については反動増が予想されるが、雇用や所得環境は特に変わっていないこと、オンラインの売上高に大きな変化はないとみられていることから、小幅な増加にとどまる可能性がある。
○(米)7月住宅着工件数 16日(水)午後9時30分発表予定
・予想は122.5万戸
参考となる6月実績は121.5万戸で5月改定値を上回った。一戸建ては前月比+6.3%、5世帯以上の集合住宅は同比+15.4%。7月については6月の住宅建設許可件数が増加していることから、6月実績をやや上回る可能性がある。市場予想は妥当な水準か。
○(日)7月貿易収支 17日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、+3805億円
参考となる7月上中旬分の貿易収支は+56.26億円、黒字額は前年同期比-94.4%。前年7月の貿易収支は最終的に+5045億円となったが、今年については輸入額の伸びは輸出額を上回っていることから、貿易黒字額は前年同月を下回る見込み。
○(米)8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報 18日(金)午後11時発表予定
・予想は、94.0
参考となる7月確報値は93.4で、速報値93.1から上方修正された。景気現況指数と消費者期待指数確報値は上方修正された。8月については雇用の改善が続いていることや追加利上げの影響は特にないことから、7月確報値に近い水準になるとみられる。
○主な経済指標の発表予定は、15日(火):(米)8月NY連銀製造業景況指数、(米)6月企業在庫、(米)6月対米証券投資状況、16日(水):(米)7月建設許可件数、(米)FOMC議事要旨公表、17日(木):(米)8月フィラデルフィア連銀景況調査、(米)7月鉱工業生産・設備稼働率
【予想レンジ】
・米ドル/円:108円00銭-112円00銭