『ベビーブック』4月号の親向け別冊表紙イラストを描き、話題に


──親も楽しめる学校選びというのも新鮮ですね。

Lママ:育児全般ですが、お母さんが楽しめることって大切だと思います。この子のために、ああしなきゃ、こうしなきゃと自分を縛りつけたら、苦しくなってしまいますから。現在は教育という部分では、学校を信頼してお任せしているので、私が口を出すことはまったくありません。日本の学校教育もいい部分がたくさんあるので、これはあくまで我が家の場合という感じですが…。Laraは語学という部分はクリアできているので、どこに行っても友達を作れるのはいいですよね。あと、人は人、自分は自分という環境のせいか、他人と自分を比べたり、人を羨ましがったりしないのもよかったと思います。

──最後に、育児で気をつけていることはありますか?

Lママ:この子が18歳になったとき、今からは自分の好きなことを学ぶんだと、学ぶことを楽しめる人になっていることが、私の子育てお手伝いのゴールだと考えています。なので、子供の頃のような好奇心をいっぱい持ち続けられるように、親があえてあれこれ手を出さないようにしています。いい意味でほったらかす、というか(笑)。自由に好きなことをしている時間が、今のLaraを作ったのではないでしょうか? 

 ◇ ◇ ◇
 Laraを起用した『ベビーブック』編集長代理の河内紫秀さんはこう語る。

「イラストがとってもおしゃれなので、けっこうオトナな感じの子なのかな、と思いつつ会ってみると、実際のLaraちゃんは、ピュアでファンシー、むしろ子どもらしさ満開の、いい意味で普通の女の子。そのギャップが面白くて、ますます興味がわきました。Laraちゃんが育った背景もまた類を見ないほど魅力的です。その全てを含めて読者のママやパパに紹介していけたら、なにか子育てに対する新しい視点を提供できるんじゃないかと感じました」

 語学という面では早くから教育を取り入れつつ、絵など子供が好きなことはおおらかに見守る。将棋の藤井聡太、小説家デビューを果たした鈴木るりかなどのスーパー・ティーンエージャーが今、話題になっているが、このLaraもまた、親が人生のコアとなる大切な部分に道筋を立て、あとは本人の自由を尊重することで、才能を開花させたようだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン