「Sが結婚したなんて知りませんよ。結婚はしていないと思います。和歌山? それも知らない。私は何も聞いていません」
Sさんと共に野崎氏の変わり果てた姿と対面したお手伝いさんのTさんは、野崎氏が死亡した翌々日(26日)夕方、本誌記者の取材にこう答えていた。
「ごめんなさい。私も言いたいけど、死因は言えないんです。怒られちゃうから。もうちょっとしたらわかるから。それまで待っててくださいよ」
「言いたいだけど、言えない」こととは一体何なのか。「紀州のドン・ファン」の死の謎の解明が待たれる。
※週刊ポスト2018年6月15日号