優勝争いと共に激戦なのが、来季のUCL出場権争い。現在トッテナムが残り5試合で勝ち点67、アーセナルがやはり残り5試合で66、チェルシーが残り4試合で66、ユナイテッドが残り5試合で64だ。この4チームでの直接対決は、ユナイテッドvsチェルシーを残すのみだが、前出のシティ対トッテナム、マンチェスター・ダービー他、リバプールvsチェルシーも残しており、こちらは最終節までもつれること必至だ。
アーセナルとチェルシーは、優勝チームに来季UCL出場権が与えられるヨーロッパリーグ(UEL)でもベスト4に進出しており、出場権の行方は複雑化している。ちなみにUELでは長谷部誠がDFの要となっているフランクフルトが準決勝でチェルシーと対戦する。
莫大な放映権料収入やスポンサー収入を原資に、本戦に出場するだけで各チームに約20億円が支払われるUCL。グループステージでは勝ち点に応じて億単位、決勝トーナメントに進出すれば約12億円と勝ち進む度にそれ以上の賞金が入り、優勝すれば100億円以上を受け取れるといわれている。それらは選手に還元されるだけでなく、有力選手獲得の資金になるわけだ。
UCL、UELともに日本で生中継が見られるのはDAZNだけ。プレミアリーグもほぼ全試合生中継している。日本が10連休の頃、ヨーロッパではサッカーがクライマックスを迎えるが、DAZNならば旅先でもスマホで見られるのだ。