蜷川実花監督が手がけるNetflixのオリジナルドラマ『FOLLOWERS(フォロワーズ)』が、配信スタート直後からNetflixのトップランキングにランクインするなど好調な滑り出しとなっている。中谷美紀、池田エライザ、夏木マリらの有名女優陣にくわえ、沢尻エリカが本人役として出演していることもあり、SNSでも大きな話題を呼んでいる。
同作は東京で紆余曲折を乗り越えながらも、それぞれのフィールドで戦い続け、幸せを見つけようと奮闘する自立した女性たちの姿を描く。キャリアを積み上げていく大人の女性だけでなく、東京という街で悩める青春時代を過ごすティーンガールが登場しているが、実際の「東京ガール」たちはどう受け取っているのだろうか。
同作を視聴した“東京生まれ・東京育ち”の女性に話を聞いた。10代の女子大生Aさんはこう語る。
「正直、ちょっとバブリーな印象が強かったです。SNSのフォロワーの数を気にしたり、バリバリのキャリアを目指したりするのは少し前の価値観な気がしました。実際、そこまで『東京で立身出世したい!』という感覚がよく分からなった。なぜそこまで主人公たちが必死なのか、今の私にはあまり共感できませんでした」(Aさん)