横浜の投手、国吉佑樹について「防御率は4割9分1厘」と意味不明な数字(本来は4.91のこと)を述べた上中アナは、走者と三塁コーチが口元を隠しながら話をするという見慣れた光景にも、
「三塁ベースではいま、口を隠しながら話し合いが行なわれています。ま、“密”になっているので、というケアでしょうか」
と独自の見解を語った。フジ関係者は言う。
「上中アナは入社当時からスポーツ実況を希望していましたが、バラエティ番組でも野球実況でセカンドゴロを『ショートゴロ』と間違えたことなどが取り上げられ、野球は『詳しくはないです』と語っていました。ただ、新人でもないのにさすがにもう許されない。局は今後、実況からは外す方針です」
フジテレビに尋ねると、「今後このようなことがないよう、番組に携わる関係者の指導を徹底し、細心の注意を払いながら番組を制作してまいります」と平身低頭。
『プロ野球珍プレー・好プレー大賞』のフジでも、珍プレーが許されるのは選手だけのようだ。
※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号