そして、社会貢献を含めて、得意な“ものづくり”の中には、長瀬クンのみならず、全員が「クリエーター」として、やっていくのではないかとも思うのです。
“お手本”として、福島県のご出身で、TOKIOと共にイベントに登壇したこともあるクリエーターの箭内道彦(やないみちひこ)さんが浮かびました。箭内さんは、多くのCMやデザイン、ロゴなどの制作者としてあまりにも有名ですが、TOKIOが出演する「ふくしまプライド。」のCMは、ノーギャラでお引き受けになっています。もちろん、TOKIOも同様です。さらに箭内さんは「猪苗代湖ズ」というバンド活動もされています。
ここからは私の“希望”が半分以上入っている“推測”なのですが、「長瀬クンとの将来的な合流」を否定しなかった広報担当の松岡クンをはじめ、株式会社TOKIOの3人は、5人での復活も目標に置いているのではないかと。
城島クンはテレビで、松岡クンはラジオで「5人の絆」を何度も強調なさいましたから。
そして長瀬クンの退所は、ほかのプロダクションを含めた昨今の“退所ブーム”とは一線を画しているのではないかとも思っています。
とにかく、長瀬クンと3人の決断には一点の曇りもないのです。“5人”とそれぞれ密に仕事をさせていただいた私。引き続き、応援させていただく所存です。
◆構成:山田美保子/『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキング』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2020年8月13日号