東出昌大(32)、渡部建(47)をはじめ止むことがない不倫スキャンダル。彼らへの風当たりは強く、メディア露出の激減、あるいは休業を余儀なくされるなど“重い代償”を支払うハメになった。
しかし、かつて不倫で騒がれた大物タレントたちは、確かに叩かれはしたものの、いつの間にか騒動を切り抜けていたように見える。変わったのは世間か、芸能界の“不倫の作法”か。失礼を承知ながら、1996年に「不倫は文化」の名言を残した石田純一(66)に聞いてみた。
石田は4月に新型コロナ感染で世間を騒がせたが、7月中旬にも4泊5日で福岡に行き、昼はゴルフ、夜は連日女性たちを交えた宴会で「20代女性を“お持ち帰り”した」と報じられている。彼に問わずして誰に問う。自宅前で話を聞いた。
──近頃の不倫騒動についてお話を伺いたい。
「いやいや、もういいですよ。僕が言えることじゃないから(苦笑)」
──いえ、不倫論といえば石田さんです。
「そんなこと言われてもなぁ。みんなそれぞれの人生だから、良いか悪いかは判断できるでしょうし……。ただ、僕の一件も含めてね、最近はみんな感情的になり過ぎてるのかな。吊し上げとか集団リンチのように思います。“それで私をどうしたいんですか?”って言い返したくなりますよ」
──石田さん自身も渦中で。
「もう断罪されております(苦笑)。過激な人たちが熱心に、局とかスポンサーの会社にクレームつけるっていうのが実情です。仕事にもずっと支障が出てます。どうやって対抗していこうかと考えています」