瀬戸康史(32才)と山本美月(29才)のように、最近は芸能人同士の結婚が増加傾向にあるという。一体なぜなのか? 放送作家の山田美保子さんが、最近の芸能人の結婚事情を分析する。
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一般人との交際・結婚に伴う「こじれた」場合のリスク
「みんな、言ってるよね」と意外な“芸能人あるある”について話し始めたのは、2019年11月、電撃離婚したSHELLYさん(36才)。年明け1月、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の「本音でハシゴ酒」に出演されたときのことでした。
テレビディレクターの夫から、ある日突然「別居」と「離婚」を切り出されたことを番組で明かした彼女。「このままあなたと結婚していても、これから先、浮気しない自信もない」と予想もしていなかった言葉を告げられ、その後“夫婦カウンセリング”に相談するも別居→離婚に至ったという話には、仕事柄、その男性を知らなくもない私は、大いに驚いたものです。
これ、もしも芸能人男性が、こんなことを言い出して離婚に至ったら、タイヘンなことになったと思いませんか?
SHELLYさんのトーク力と、離婚後、さらにアップした好感度のおかげで、ミョーなことにはなりませんでしたけれど、いいなぁ、無名人って…と思ったのは事実です。
でも、それよりも興味深かったのは、その後、SHELLYさんの口から飛び出した「リスクが同じ」なる文言でした。
これまで、タレント=芸能人とつきあったことがないことも明かしつつ、一般人との交際は、寝ているときなどケータイカメラで撮られるリスクがあると話したSHELLYさん。逆に芸能人同士の交際や結婚は「リスクが同じ」だから、昨今、多くのタレントが、それを理由に芸能人同士でまとまっていると気づかされました。
思いあたることは、たくさんあります。芸能人が一般のかたと交際、結婚すると、破局したときや離婚したときが本当に面倒くさい。こじれた場合は、当該芸能人が売れたタイミングや、大きな仕事の直前というタイミングで、撮られていた画像や録音されていた音声が流出してしまうケースが近年よく見かけられます。