中国国家統計局によると、単身で生活をしている60歳以上の高齢者は中国本土全域で約1億1800万人。今後の急速に高齢化が進むことは確実で、その数は急増するとみられている。また、20歳から40歳までの独身者も2億人を越えており、これらの単身世帯がペットブームの原動力となっている。
中国のペット専門サイト「狗民官網」とペットフェアアジアが最近、共同で発表した報告書によると、中国では昨年1年間でペットのイヌとネコに合計2024億元(約3兆2400億円)を支出。ペットの年間支出は昨年、ペット1匹当たり平均で5561元(約9万円)だったが、今年は7000元(約11万2000円)で、全体では2550億元(約4兆円)に達すると予想されているという。