「息子は完全に勘当しておりますので──」。そう言って息子・花田優一氏との絶縁を宣言した元貴乃花親方の貴乃花光司氏。父と子はそれぞれ週刊誌上で自身の主張を訴えたが、言い分は平行線をたどっている。
優一氏は今何を思っているのか。靴職人として活動する工房を訪ねると、家族の話から歌手活動、「俳優転身」説の真相まで語った。
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「圧倒的な存在である父は、小さい頃から軽々しく会話ができる相手ではありませんでした。父の人生の話を聞いたり、生きざまを背中で教えてもらったりするという関係で、師匠と弟子に近い雰囲気がありました。父自身も15歳で相撲の道に入ってからは、師匠(=初代貴乃花)との間で親子の関係を絶っている。ごく普通の親子関係というものを、知らないと思います」(優一氏、以下同)
現在、優一氏は父の連絡先さえ知らないという。一方、母・花田景子氏とは比較的まめに連絡を取っているとのこと。景子氏は、映画監督でエステサロン経営者のジャッキー・ウー氏と再婚予定であると報じられている。ジャッキー氏の印象はどうだったのか。
「ジャッキーさんとはもちろん会ってはいますが、僕や妹たちは別に深い付き合いはない。母親の新しい交際相手にはリスペクトもしつつ、それなりの距離感をもってお付き合いするものじゃないですか。母が笑顔ならいいんじゃないって、それだけですね」
歌手活動についても尋ねた。優一氏は昨年9月、シングル曲『純青』の配信を開始し、歌手デビュー。ブログでは「来年は絶対に紅白に出る」と宣言した。
「どれを聞いてもちゃんとトップチャートに登れるもの、登っていいものができたと思っています。世の中に出してまったく恥ずかしくない出来栄えですし、満足いくものができました」
もともと、歌うことが好きだったという。