6月7日、カトパンこと加藤綾子アナ(36)が結婚を発表した。スポーツ紙の一面を飾るほどの大ニュースとなり、長年携わっていた『めざましテレビ』(フジテレビ系)には直筆のメッセージを寄せ、現在キャスターを務めている夕方の情報番組『Live News イット!』(フジテレビ系)でも生報告した。この結婚によって、カトパンが今後も『イット!』を続けるのか注目されている。芸能関係者が話す。
「同じ事務所の谷原章介が4月から午前中の情報番組『めざまし8』の司会になりましたよね。今になって考えると、カトパン結婚を見据えてのことだったのかもしれません。普通、芸能界とテレビ界の暗黙の了解として、1つの事務所のタレントが同じ局で2つの帯番組でメインになるのは相当珍しいんです。つまり、カトパンは早めに結婚の意思を伝え、事務所が素早く動いた可能性もあります」
業界には、そんな“暗黙のルール”があるのか。各局が帯番組で起用しているメインMCの事務所を見ると、日本テレビは『スッキリ』で個人事務所の加藤浩次、『ヒルナンデス』でマセキ芸能の南原清隆、『ミヤネ屋』でテイクオフの宮根誠司、『zero』でナチュラルエイトの有働由美子と見事に分けられている。
局アナに帯番組を任せる傾向の強いテレビ朝日は『グッド!モーニング』でセントフォースの新井恵理那、『羽鳥慎一モーニングショー』でテイクオフの羽鳥慎一、『報道ステーション』で個人事務所の徳永有美が番組の顔になっているが、3人の事務所は異なっている。
局アナよりもフリーやタレントを起用することの多いTBSは、『あさチャン!』で田辺エージェンシーの夏目三久、『ラヴィット!』で吉本興業の川島明、『ひるおび!』でワタナベエンターテインメントの恵俊彰、エクステンションの八代英輝、『ゴゴスマ』でジャパン・ミュージックエンターテインメントの石井亮次、『Nスタ』でアミューズのホラン千秋、『NEWS23』でフリーランスの小川彩佳と、これまた全て所属が違っている。