「仕事に関しましては、これまでと変わらず…」
フジテレビは『ノンストップ!』でホリプロコムの設楽統、『バイキング』で個人事務所の坂上忍を起用。ここまで見てわかるように、現在の編成において、谷原章介、加藤綾子という同じジャパン・ミュージックエンターテインメント所属のタレントが1局で2つの帯番組を持っているのは“異例”なのだ。テレビ局関係者が語る。
「稀にあるんですけどね。3月まで放送していた『グッとラック!』のメインである立川志らくは、『ひるおび!』の恵俊彰と同じワタナベエンターテインメントでした。『グッとラック!』が始まった時点で、恵は10年以上も『ひるおび!』を担当していたので、その功績も考慮した面もあるでしょう。ただ、『グッとラック!』は視聴率不振で、わずか1年半で終了した。違う事務所だったら、もう少し様子を見たかもしれない。業界では同じ事務所のタレントが1つの局で帯番組を2つも務めるのは、他の事務所との調整もあるので、できるなら避けたい、と考える傾向はありますね」
この状況を考慮すれば、加藤綾子の“今秋勇退説”は現実味を帯びてくる。ただ、『めざましテレビ』へのメッセージでは、「仕事に関しましては、これまでと変わらず続けていきたいと思いますので、引き続き何とぞよろしくお願いします」とコメントしている。
「“仕事に関しましては”ですからね。番組名には言及していない。仕事は続けるでしょうけど、負担の大きい週5日の生放送を今まで通りするとは限らない。
それに、もともとカトパンは結婚願望の強い女性でしたし、『めざましテレビ』時代には本番中に倒れたこともあった。局アナ時代を含め、10年ほど生放送の帯番組をやっている。もう十分、仕事をしたと考えても不思議ではないですし、本人も安穏な生活を望んでいるのではないでしょうか。
(『イット!』の)視聴率が良ければ、フジも強く引き留めると思いますが、2019年春から始まって2年経っても数字が上がってこないのが現状。秋の改編で終了か、来年の春まで延びるのかわかりませんけど、そんなに長くは続かないのではないか、というのが大方の見立てです。事務所としても、フリーになってから5年間、常にレギュラー番組を持って貢献してくれたと感謝していると思いますよ」(前出・芸能関係者)
カトパンを毎日のようにテレビで見られる日は、残り少ないかもしれない?