●対応のポイント
・まずは不安を取り除いて、安心させるために、笑顔で話しかけ、落ち着いてもらい、ゆっくりと話を聞こう。
・本人の様子をよく見極めて、相手がどのような時代の、どこの場所にいるのかを想像してみよう。
・頭から否定せずに、認知症の人の見ている世界と非認知症の世界とのギャップを少なくするように、接しよう。
●好ましくない声かけ
1.怒りながら厳しい表情で、
2.睨みつけながら、
3.大きな声で、語気を強め、
4.違う! ダメ!と否定し、
5.早口でまくしたてる。
●好ましい声かけ
1.やさしく、豊かな表情で、
2.目線の高さに合わせて、
3.身振り、手振りや、
4.大げさな表現を使って、
5.ゆっくりと話そう。
※週刊ポスト2021年11月12日号