先日の放送では、氷之介の右手を切り落としたのが、父の吽慶(石坂浩二)であることが判明した。回想シーンで対決する石坂と加藤。ミステリー好きならば、思わず「おお、金田一対決!!」と叫んだはず。
石坂浩二といえば、70年代から映画『犬神家の一族』をはじめ、名探偵・金田一耕助役を当たり役としていた。一方、加藤は、2018年にフジテレビの『犬神家』で金田一として初登場。2019年にも『悪魔の手毬唄』で再び金田一になっている。石坂も『水戸黄門』シリーズ四代目・水戸光圀役以来(?)、久しぶりの大立ち回りで、後輩の金田一俳優を追い詰めたのであった。
なお、『剣樹抄』の光圀の探索では、驚異的な聴力や俊足など特殊能力を持つこどもたち「拾人衆」が活躍する。江戸の明智小五郎と少年探偵団とも言われるのである。明智光圀と金田一氷之介。だんだんややこしくなってきた気もするが、二人の決着に期待したい。