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『バイキング』終了を惜しむファンの声続々「最初は嫌いだったけど…」

お昼の「坂上忍ロス」を嘆くファンも(時事通信フォト)

お昼の「坂上忍ロス」を嘆くファンも(時事通信フォト)

 今年3月の番組終了が発表された、坂上忍がメインMCを務める昼の情報番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)。前身の『バイキング』から続いた8年間の歴史に幕を下ろす。同番組は長寿番組『笑っていいとも!』の後継番組として2014年にスタート。歯に衣着せぬ坂上の本音トークが話題を呼び、2020年からは伊藤利尋アナを進行MCに加え、坂上&伊藤コンビが番組を盛り上げていた。

 しばしば激しくゲストとぶつかり合い、ヒートアップしがちだった坂上のトークには賛否両論あったようだが、その歯に衣着せぬ発言の痛快さに魅了されたファンも多く、番組終了の報に残念な思いを抱いているようだ。同番組ファンの声を集めた。

「番組開始当初はアンチでした」というライターの女性・Aさん(30代)は、3年間ほど毎日欠かさず番組を観ているうちに、「ファンになった」と語る。

「仕事柄、昼のワイドショー番組を複数チェックしているのですが、申し訳ない話、当初は『バイキング』の“アンチ”でした。はじめはどこにでもある情報番組だと思っていたので、『内容を批判してやろう』というくらいの暇つぶしでウォッチャーになり、毎日欠かさず視聴するようになったんです。

 それが、坂上さんやレギュラータレント、コメンテーターたちの発言にツッコミを入れながら見ているうちに、だんだんと愛着が湧くようになりました。発言内容には同意できずとも、出演者が思ったことをズバッと発言するのは見ていてクセになる。他のワイドショー番組にはない魅力ですね。

 特にコロナ禍で在宅ワークをしていると、生活リズムが崩れやすいのですが、毎日11時55分の放送開始時間になると気持ちが切り替わります。あるとき無意識に番組テーマソングを口ずさんでいることに気づき、『あれ、私バイキング大好きじゃない?』と(笑)。もう、完全に坂上さんの沼にハマっていたんでしょうね。噛めば噛むほど味が出る、スルメ番組だと思います。本当に終了が残念です」(Aさん)

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