俳優の伊藤英明(46才)が1月6日、ラーメンを食べている最中の自身の顔写真をInstagramに投稿したところ、そのあまりにも自然体な姿がネット上で話題になった。
〈ラーメン初め。ベストコンディションラーメン〉などのコメントとともに投稿されたその写真に写されていたのは、汗をかきつつ目を見開きながら、愛知・岐阜県が発祥とされる「ベストコンディションラーメン」をすする伊藤の姿。ちょっとくたびれた様子の黒いスウェットを着ており、髪の毛や無精髭には白髪が混じっている。また「#gifu」というハッシュタグがついており、出身地である岐阜県を訪れていたようだ。
俳優として活動しているときにはまず見せることのない、別人のようなオフショットに、ネットユーザーからは〈これはすごい(笑) SNSでお綺麗な私生活を見せびらかすタレントとかより遥かにに好感度高い〉、〈ここまでプライベートを面白おかしくさらけ出す伊藤英明さんに親近感を感じました〉、〈周りの目を気にしがちな俳優さんがこういう素の姿を見せてくれるのは、好感が持てます〉など、好意的な反応が多く投稿されていた。
SNSで自然体な姿を披露する芸能人が数多くいるが、今回の伊藤の投稿は、他の芸能人と少々異なるもののようだ。エンタメ事情に詳しいライターの大塚ナギサ氏はこう話す。
「芸能人のSNSは、自身のブランディングツールとして活用されることが多く、あくまでも“タレントイメージ”を念頭に置いたものとなることも多いわけです。だから、自然体なオフショットといっても、芸能活動をしているときのイメージからかけ離れた写真は投稿されることはレアだし、たとえば“すっぴん”の写真だったとしても薄化粧をしていたり、加工してあったりすることが多い。
しかし、伊藤さんの今回の写真については、あまりにも“リアルすぎる”し、俳優としてのイメージとは決して合致するものではない。にもかかわらず、サラッとこういった写真を投稿したということで、多くのネットユーザーたちも親近感を覚えたのだと思います」
また、今回の伊藤の投稿のようにタレントイメージを逸脱したリアルな写真は、特にネットユーザーから強く支持される傾向にあるという。