動悸、息切れ、めまいなど、の症状にもつながる「不整脈」。その原因としては、心臓自体の疾患以外や、高血圧などの基礎疾患、自律神経の乱れなどが挙げられる。では、どう対策すべきか。不整脈を改善に向かわせる「呼吸法」「ストレッチ」「握り&つかみ」を紹介しよう。
不整脈対策に「脈正し」呼吸
【脈正し呼吸】あお向けで行なう場合
(1)あお向けに横たわり楽な姿勢で行なう腹式呼吸
足を少し開き、肩甲骨、背中、お尻を床に着けて横たわる。お腹の膨らみがわかるように手を当て、ゆっくり鼻から息を吸い込む。
(2)ゆっくりと時間をかけて、鼻から息を吐く
「ウ~ン」とハミングしながら、お腹をへこませ、吸った時より長く、時間をかけて、ゆっくりと鼻から息を吐く。
【脈正し呼吸】椅子で行なう場合
(1)背筋を伸ばした姿勢で、ゆっくりと鼻から吸い込む
両足を揃えて、やや浅めに椅子に座る。背筋を伸ばし、お腹の膨らみがわかるように手を当てて、ゆっくり鼻から吸い込む。椅子の背にもたれず、背筋を伸ばす。
(2)お腹に手を当て、ゆっくりと鼻から息を吐く
「ウ~ン」とハミングしながら、吸った時よりも時間をかけて、お腹をへこませるように鼻からゆっくりと息を吐く。