シロタ株の効果がより発揮される組み合わせもある。
「ビフィズス菌も併せて摂取するとより効果があるでしょう。乳酸菌のシロタ株が主に小腸で働くのに対し、ビフィズス菌は主に大腸で働きます。ビフィズス菌が産生する酢酸には強力な殺菌作用があるため、併せて飲めば腸内が善玉菌優位となり、シロタ株の整腸作用を強力に後押しします」(秋山医師)
ヤクルトの公式ホームページでもシロタ株を含む「ヤクルト」とビフィズス菌を含む飲料である「ミルミル」との「ダブル飲用」が推奨されている。なお、品切れで手に入りにくい状態については、
「店頭販売用は7月を目途に増産予定で、宅配用も安定供給に向けて生産体制の検討を進めます」(前出・ヤクルト本社広報担当者)
とのこと。話題の一本で安眠を手に入れられれば、夏も元気に乗り切れそうだ。
※週刊ポスト2022年7月1日号