●生活習慣も肌も整う【富山県】
ホルモンバランス第1位 エイジング毛穴レス第2位
不規則な生活や睡眠不足が続くと、ホルモンのバランスが乱れ、肌や心身にさまざまな不調をもたらす。そんなホルモンバランスが最も良好なのは富山県。加齢による毛穴目立ちも少なく、にごりやメラニンも少ない肌だ。刺激を受けないよう、肌荒大気のケアを忘れず、顔のくぼみまで丁寧に洗顔し、適度にストレスを解消して。
●いまも未来の肌も良好【愛媛県】
肌ポテンシャル第1位 皮脂毛穴レス第3位
肌は表皮・真皮・皮下組織の3つの層で構成されていて、表皮にはうるおいを保って透明感のある角層を生み出す可能性が、真皮にはハリや弾力を生み出す可能性が、皮下組織にはクッション性のある組織を維持する可能性がある。この先きちんと機能を発揮できるかを予測したデータを分析したこの部門で、愛媛県は昨年の2位から1位に順位を上げた。
ここからは、美肌総合賞のトップ3にも部門賞のトップにも入らなかった34都道府県の個性について、ポーラのAPEXブランドマネージャー・佐々木雅之さんに聞いた。それぞれの特徴を知り、今後のお手入れに役立てよう。
【北海道】
ハリを保つコラーゲン、しみの原因となるメラニンの状態がいいのが特長で、前年は皮脂バランス部門で1位だった。水蒸気密度が低く肌のうるおいが奪われがちなので、充分な保湿ケアを心がけ、たとえ日差しが少なくてもUVケアを忘れないこと。
【青森県】キメ第2位 しみレス第3位
しみの原因となるメラニンが全国で2番目に少ない、しみレス美肌県だが、たとえ日差しが弱くてもUVケアは必要。睡眠不足を解消し、寝る前のパソコン・スマホの使用を控え、血液やリンパのめぐりをよくするように心がけるといい。年間を通して水蒸気密度が低くて乾燥しやすいので、丁寧な保湿も必須だ。
【秋田県】キメ第3位
肌のくすみの要因の1つであるキメの状態がよく、にごりやメラニンも少ない、透明感のある肌が特長。低い水蒸気密度の影響を受けて乾燥しやすいうえ、冷暖房の使用でさらに乾燥することもあるので、充分な保湿ケアに加え、時々窓から外気を取り入れ、気分転換もかねて簡単な運動をして血行をよくすること。気圧低下による肌のくすみや足のむくみ対策にもなる。
【岩手県】しみレス第2位
しみの要因となるメラニン、肌のくすみの要因の1つであるキメの状態が全国トップレベル。透明感があってニキビのゆらぎに強いことが特長。ストレスを解消して、自律神経を整えることで美肌は目指せる。また、水蒸気密度の影響で乾燥しやすく、気圧の低下で肌がくすみやすい傾向にあるので注意。
【宮城県】黄ぐすみレス第3位
肌のくすみの原因となる糖化の状態が全国で3番目にいい宮城県は、黄ぐすみのない透明感のある肌で、敏感のゆらぎに強いことが特長。水蒸気密度が低く乾燥しやすいので、年間を通してうるおいケアを徹底し、紫外線ケアも行うこと。さらに、適度な運動でリフレッシュを心がけ、自律神経がきちんと働くよう努めよう。