10代から芸能界の第一線を走り続けるモデルで実業家の神田うの(47才)。そんな彼女が、フィットネスプロデューサー・AYAとボディーメイク本を出版! 初心者でもできるつらくなくて、続けられるトレーニングが話題を呼んでいる。彼女の過去から現在の心境まで語ってくれました。
「インスタよりもテレビの方がキレイという最近では珍しいケース」「表情が若い頃より柔らかくなって素敵」──今年5月に出演した『徹子の部屋』では、まったく変わらぬその美貌が大きな反響を呼んだうの。現在47才、引き締まった肢体は同性でも見惚れるほど!
「あははっ! ずっと嫌われキャラだったのに珍しく褒めていただいてるわねって母も笑っていました。毒が抜けたんじゃないですかね(笑い)。でも、こっち(の穏やかな雰囲気)がもともとなんですよ。だから『うっのでーす!』みたいな、ぶっ飛び生意気キャラでテレビに出たときは私を知る人たちはびっくりしていたみたい」
タレントとしても実業家としても多忙を極めていた2007年に結婚、2011年に長女出産。プライベートを綴ったSNSは常に注目の的となる。これだけ長く芸能界で存在感を放つにはどんな心得が?
「そんな活躍してないんですけどね……(笑い)。需要あるの?とか言われたりもするし。ただ、当然だけど社会にはいろんな人がいて、全員に好かれるのは無理だと思っていて。迷惑をかけなければいいかと思ってやっています。
ただね、それをわかっていても、アンチコメントを見れば私だって傷付きますよ。母から『汚いものは見てはいけない』と言われて育ったので、一切そういうものはシャットアウトしているんですけど、DMが送られてくるとうっかり目にしちゃったりして凹みます。だけど家族やけんちゃん(親交の深い美川憲一)、マネジャー、友人……って周りの人に支えてもらっていますね」
記者の目を見ながら質問の意図をパッと読み取り、発言のどこを切り取っても“使える”よう滑らかなトークを展開。さすが頭の切れる売れっ子芸能人……!と唸ったが、それ以上に20代の頃より、ひと回りもふた回りも柔和な雰囲気になっているのが印象的だ。大きな転機は、一昨年、脳梗塞に倒れたご主人(西村拓郎さん)の介護経験だった、とうのは話す。
「アンチとか悪口とか世間体とかどうでもよくなってくるんですよ。人生の一大事、旦那さんの死が隣り合わせなんですから。私にとっても大事な人だけど、娘のパパを奪われたくない気持ちが大きかったですね。
心配だし、未来が見えないし、でも本人の前では泣けないしで、帰りの車の中でいつもだーーって泣いてました。しかもコロナ禍で人数制限があって、義両親も娘も面会できない状態で、家族で病室に入れたのは私だけ。家族全員の想いを背負って1日もかかさずに病院に通うのは、肉体的にも精神的にもきつかったですね」