(写真/GettyImages)

グレープフルーツと薬の飲み合わせに注意(写真/GettyImages)

 血中のカリウムが高濃度になれば心停止もありうるというから、甘くみてはいけない。

 抗生物質を服用中の人も、ほうれん草や牛乳、青魚には注意したい。

「テトラサイクリン系やニューキノロン系の抗生物質をのんでいる人は、ほうれん草や牛乳、青魚などを控えた方がいい。この抗生物質はカルシウムやマグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラルと結合しやすく、薬が効かなくなってしまう恐れがあるからです」

 時節柄、咳もつらい。秋田県に住む高田真智子さん(49才・仮名)はまさに咳に悩まされ、大変な目に遭った。

「PCR検査は陰性だったので咳止め薬をのみ、友達とカフェに行きました。濃いめのコーヒーを飲みながら話していたら、頭が割れそうなほどの頭痛が襲ってきました」

 高田さんに何が起きたのか。

「テオフィリンが含まれる咳止め薬は、カフェインとのみ合わせると副作用が強く出ることがある。頭痛のほか気持ちが悪くなったり、頻脈になる可能性があります」(三上さん)

※女性セブン2022年8月4日号

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