それこそ『濱キス』時代は、よゐこの濱口優サン(50才)からの手ほどきになかなか応えられず、悔しそうな表情を浮かべていた藤ヶ谷クンがトークバラエティーでこうも成長したのかと本当に頼もしくなりました。
“藤北”の相方、北山クンは、最近、「怪優」の呼び声が高いですよね。藤ヶ谷クンや玉森ク ンに比べたら映像作品デビューがかなり遅かった北山クンですが、尊敬する風間俊介クンの姿が重なるかのようにドラマ内での“前科”を更新中。
『ミリオンジョー』『ただ離婚してないだけ』(ともにテレビ東京系)、『卒業タイムリミット』『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ「善良な市民同盟 前・後編」』(ともにNHK)など、同じ局から立て続けにご指名を受けるのは“お人柄”と努力の賜物でしょう。
初のドラマ『美咲ナンバーワン!!』で自分の出番が終わってもモニターにかじり付いて勉強していた頃からは考えられない成長。「リーダー」ではないものの、リーダーシップとキャプテンシーがハンパないのも北山クンの魅力です。
「キスマイの母」と呼ばれ続けた横尾渉クン(36才)には、現在「先生」なる別名もあります。北山クンが先陣を切った『プレバト!!』(MBS・TBS系)の「俳句の才能査定ランキング」で現在「名人9段」の横尾クンの句は、中学の国語教科書の副教材に掲載。『女性セブン』の連載でもおなじみの夏井いつき先生(65才)から言葉選びや独特の発想をいつも褒めていただいています。
2020年、『ぴったんこカン・カン』(TBS系)に北山クンと千賀クンと宮田クンが出たとき、俳句に一家言もつ吉行和子サン(86才)がいらして「横尾サンのファン」と告白。横尾クンは年齢を重ねたファンのかたの獲得とキスマイの知名度UPに貢献しているのです。
かつてはコンサートのMC中にメンバーがさまざまな告知をする際、横尾クン自身にはお知らせがなかったことが続きました。でもメンバーが出演するドラマなどのタイトルや、放送開始日などをすべて覚えてサポートしていた横尾クン。北山クンとはまた異なる種類の重石としてキスマイに欠かせない存在です。
『プレバト!!』で千賀クンは俳句査定のみならず、水彩画や絵手紙、スプレーアートなどでも才能を開花。さらにはデビュー前からダンスの名手で、振り付けを担当し続けてきた彼はツアーでバックに付いてくれるTravis JapanやIMPACTorsのオリジナル曲の振り付けも担当しました。さらには「美容男子」としての知識も豊富で、キスマイが美容雑誌で連載をもつきっかけにもなりました。