この時期は新型コロナ以外にも、手足口病やプール熱など夏特有の子どもの病気が増える

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 女性の場合、内科に加えて「婦人科」が選択肢になる。医療ジャーナリストの増田美加さんが言う。

「女性は生理や閉経による体調や精神面の不調があり、更年期障害にも悩まされます。妊娠や出産だけではなく、日頃から婦人科にかかっていれば女性特有の症状や不調を改善できるので、数か月に1回は受診できる婦人科のかかりつけ医をつくっておくべきです」

 この2つを押さえたうえで、余裕があれば口腔ケアの専門家の「歯科医」も決めておいた方がいい。

「歯周病は全身の疾患にかかわり、歯の欠損はQOL(生活の質)を左右する。歯は健康長寿にかかわるので決めておくべきです」(岡田さん)

「漢方専門医」のかかりつけ医も探したい。

「コロナ禍初期には、漢方専門医の多くがオンラインや電話で診療しました。さまざまな不調を相談できる漢方専門医のかかりつけ医がいれば体調不良を相談しやすく、必要に応じて別の診療科を紹介してもらえます」(増田さん)

 医療経済ジャーナリストの室井一辰さんが続ける。

「皮膚科や耳鼻科、眼科も器官ごとに専門性が高いので、できればいた方がいい。心臓や脳血管に不安があるなら、循環器科に通ってください。さしあたって必ずしも必要がないのは整形外科です。ただし、高齢で足腰が悪くなれば必要になってくるので、余裕があれば見つけておいた方がいいかもしれません。神経科も同様です」

※女性セブン2022年8月18・25日号

「最高のかかりつけ医」との出会い方

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