記録的な大雨が8月3日から降り続いた新潟県で起きた土砂災害(共同通信社)

記録的な大雨が8月3日から降り続いた新潟県で起きた土砂災害(共同通信社)

 もはや聞き慣れた地球温暖化だが、具体的に何なのか。

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)という国際機関の報告書では、地球温暖化の原因は人為的な二酸化炭素(CO2)の排出であると名指しされています。特に産業革命以降、気温が急上昇しているという事実があり、工業化が進んだことが原因だろうと推測されているのです。地球の大気をシミュレーションするシステムでも、二酸化炭素を増やすと気温が上がるという実験結果が出て、この説を裏付けています」

 二酸化炭素が出ると、なぜ温暖化が進むのか。

「地球上には太陽からの光が降り注ぎ、地球は宇宙にエネルギーを放出している。ところが、そのまま熱が出ていってしまっては温度が低すぎて、生物が暮らせない。大気中に水蒸気や二酸化炭素、メタンガスなどの『温室効果ガス』と呼ばれるガスがあることにより、大気中に熱を蓄積できる。温室効果ガスが保温することで人間が暮らしやすい温度を保っているのです」

 本来は、ありがたい存在であるはずの温室効果ガス。しかし、二酸化炭素の排出量が増えすぎると温室効果が高まって地球の気温が上昇する。それが温暖化につながるのだ。温室効果ガスの中にはいくつかの種類があるが、温室効果が最も高いのは水蒸気だ。ただし、水蒸気は雨になって落ちたり、海に流れたり、蒸発したりと一定の量ではなく、人間がコントロールするのは不可能といえる。

 一方、二酸化炭素は産業革命から人間が大量に排出しているもので、ある程度量をコントロールするのは可能だ。

「温暖化を進める引き金になっている温室効果ガスには、二酸化炭素だけではなく、下水や湿地から出るほか、家畜化した大量の牛のゲップなどにも含まれるメタンガスも挙げられています。いろいろなことが玉突き式に起きて、影響し合っているのが温暖化なのです」

※女性セブン2022年9月1日号

温暖化のメカニズム

温室効果ガスが影響を与える温暖化のメカニズム

日本の最高気温ランキング

日本の最高気温ランキング

関連記事

トピックス

ニューヨーク晩餐会に出席した真美子さん(提供:soya0801_mlb)
《どの角度から見ても美しい》真美子さん、NY晩餐会で着用“1万6500円イヤリング” ブランドが回答した反響「直後より問い合わせが…」 
NEWSポストセブン
もともと報道志向が強いと言われていた田村真子アナ(写真/ロケットパンチ)
“TBSのエース”田村真子アナが結婚で念願の「報道番組」へシフトする可能性 局内に漂う「人材流出」への強い危機感
週刊ポスト
逮捕された羽月隆太郎選手(本人インスタグラムより)
広島カープ・羽月隆太郎容疑者がハマったゾンビたばこ…球界関係者が警戒する“若手への汚染” 使用すれば意識混濁、手足痙攣、奇声を上げるといった行動も
NEWSポストセブン
米・ニューヨークで開催された全米野球記者協会(BBWAA)主催の晩餐会に大谷翔平選手と妻の真美子さんが出席(左・時事通信フォト)
「シックな黒艶コートをまとって…」大谷翔平にエスコートされる真美子さんが晩餐会に入る前に着用していた“メイドインジャパン”なファッション
NEWSポストセブン
高市早苗首相(写真/Getty Images)
高市早苗首相、“大義なき解散”の影響は皇族方にも “後任候補見つからず引退撤回”の皇室典範改正協議の中心メンバー・額賀福志郎氏は「加齢で記憶力に不安」 
女性セブン
アワードディナーに2年ぶりに出席した大谷翔平と真美子さん
《車の座席に向かって手を伸ばし…》「大谷翔平は間違いなくシャイだ」妻・真美子さんへの“大谷式エスコート”に海外ファンが驚いた理由「置いてけぼりみたい…」
NEWSポストセブン
Number_iの平野紫耀
《これだと次回から裏口から出すよ!》平野紫耀の全身ヴィトン姿にファン殺到…“厳戒態勢”の帰国現場で見せた“神対応”と現場の緊迫感
NEWSポストセブン
国民民主党の公認を受けて出馬する予定だった今井優里氏(25)が立候補を辞退(Xより)
《京大卒でモテ系ファッションの才色兼備モデル》今井優里氏(25)、衆院選立候補ドタキャンの裏側「直感を信じる!」“意識高い系”だった大学時代
NEWSポストセブン
神宮寺勇太
Number_i・神宮寺勇太「絶対に匂いを嗅ぐんだから!」ファンらが到着ロビーに密集して警備員が警戒…去り際にスターが見せた別格の“神対応”
NEWSポストセブン
米・ニューヨークで開催された全米野球記者協会(BBWAA)主催の晩餐会に大谷翔平選手と妻の真美子さんが出席(共同通信)
《大谷翔平と晩餐会に出席》真美子さんが選んだイヤリングは1万6500円! 庶民的プライスながらセンス溢れるさすがのセレクト
NEWSポストセブン
トランプ大統領(左)は今年4月に訪中し習主席と会談する予定(写真/AFP=時事)
《米国が台湾を見捨てる日》4月の首脳会談で懸念される“米国は中国が台湾領有を進めても手を出さない”という密約 中国が描く「台湾総統を拘束し政権転覆」のシナリオ
週刊ポスト
昨年7月に遺体で発見された女優・遠野なぎこ(右・ブログより)
遠野なぎこさん(享年45)が孤独死した自宅マンションの一室に作業服の「特殊清掃」が…内装一新で「新たな入居者の募集へ」
NEWSポストセブン