「猿岩石での大ブレーク後、有吉さんは不遇の時代を長く経験しました。そんな有吉さんを上島さんは何かと気にかけ、毎日のように飲みに誘っていたそうです。上島さんが『おれは有吉のことが好きなのに、なんで売れないんだよ』と号泣し、つられて有吉さんも泣いてしまったこともあったのだとか。上島さんは、食事をおごるだけでなく、お小遣いも渡していたそうです。このときのことを有吉さんは心から感謝しています。
2人の関係性を思い浮かべながら『白い雲のように』を聴くと、歌詞の中に出てくる『宝物』というフレーズは、まさに上島さんのことではないかと酒井さんは感じたそうです。肥後さんと寺門さんに提案したところ、2人は大喜び。藤井兄弟も快諾したそうです」(前出・音楽関係者)
実は、酒井は有吉とも意外な接点がある。
「酒井さんは、純烈結成前にライブハウスのプロデューサーをしていたのですが、そのときに『竜兵会』のイベントを担当していたんです。また、共通の親しい芸人と競馬に興じていたこともあるそうです」(前出・音楽関係者)
普段は毒づく有吉も、「純烈△ダチョウ」(△は温泉マーク)へのコメントは至って“ハートフル”だ。
「スーパー銭湯でやっている純烈と、熱湯風呂をやっているダチョウ倶楽部ということで、お風呂同士ということなんですね。楽しみですね……楽しみですねっていうほど楽しみではないですけど(笑い)。でも、楽しい感じになるでしょうね」
有吉からもエールをもらい、順風満帆な滑り出しの「純烈△ダチョウ」(△は温泉マーク)。9月には、ライブにも登場予定だという。
「9月19日の氣志團万博(千葉県袖ケ浦市)に6人で登場する予定です。歌と笑いが融合するステージになりそうで、酒井さんは『熱湯風呂やれます!』とノリノリなのだとか。
当初の予定では短期コラボでしたが、あまりの人気ぶりに、少なくとも今年いっぱいは6人で活動するようですよ。今後のライブはプラチナチケットになるかもしれませんね」(前出・音楽関係者)
風に吹かれただけでは決して消えない上島さんと仲間たちとの絆。ダチョウ倶楽部はまた明日への一歩を踏み出す。
※女性セブン2022年9月8日号