【観光】
●小布施エリア

小布施栗の材木を敷き詰めた「栗の小径」。脇には土蔵が並び、どこか懐かしい雰囲気

小布施栗の材木を敷き詰めた「栗の小径」。脇には土蔵が並び、どこか懐かしい雰囲気

葛飾北斎が小布施で描いた肉筆画や書簡などを展示する美術館「北斎館」をはじめ、街の中心部にはギャラリーが多く、アート散策も楽しい

葛飾北斎が小布施で描いた肉筆画や書簡などを展示する美術館「北斎館」をはじめ、街の中心部にはギャラリーが多く、アート散策も楽しい

 小京都を思わせる小布施は、浮世絵師・葛飾北斎が晩年に制作活動を行った地として知られ、街中でも北斎の画があちらこちらで見られる。栗栽培も盛んで、肉厚で風味のよい栗を使ったスイーツは大人気。

●善光寺

ご利益ポイントを巡りたい名刹

ご利益ポイントを巡りたい名刹

壮大な本堂は宝永4(1707)年に再建。「牛に引かれて善光寺参り」にちなみ、参道には、なで牛が

壮大な本堂は宝永4(1707)年に再建

「牛に引かれて善光寺参り」にちなみ、参道には、なで牛が

「牛に引かれて善光寺参り」にちなみ、参道には、なで牛が

善光寺に続く参道の仲見世通りには、野沢菜がたっぷり入ったおやきや手打ちの信州そばなど、ご当地グルメの店が立ち並ぶ。ここならではのお土産探しも楽しい

善光寺に続く参道の仲見世通りには、野沢菜がたっぷり入ったおやきや手打ちの信州そばなど、ご当地グルメの店が立ち並ぶ。ここならではのお土産探しも楽しい

信州土産の定番、『根元八幡屋礒五郎』の七味唐からしの限定品も

信州土産の定番、『根元八幡屋礒五郎』の七味唐からしの限定品も

 創建約1400年の歴史がある善光寺。2022年は7年に一度の御開帳年で本尊の御身代わりである前立本尊の公開も話題に(現在は終了)。国宝に指定されている本堂など境内には見どころが多く、門前町は参拝者で賑わう。本堂の内陣、山門、経蔵の三堂と史料館の拝観、お戒壇巡りがセットになった共通券(大人1200円)で境内を巡れば、功徳を授かりつつ名刹の荘厳さを感じられる。

【スイーツ】
●えんとつ

栗かのこなどが包まれた「モンブラン朱雀 ドリンクつき」(2000円)

栗かのこなどが包まれた「モンブラン朱雀 ドリンクつき」(2000円)

 老舗栗菓子店「小布施堂」の「モンブラン朱雀」が食べられる人気カフェ。約13個分の栗を使ったあんは砂糖を加えていないため、栗本来の風味を味わえる。2種類のソースで味の変化を楽しんで。

えんとつの店舗

えんとつの店舗

住所:長野県上高井郡小布施町808
営業時間:12時〜16時(※9月10日〜10月16日は完全予約制)

 小布施町東部の温泉宿「おぶせ温泉 あけびの湯」では天然温泉と北信五岳の雄大な景観が楽しめる。少し足を延ばすなら、名湯として有名な隣町の高山温泉郷もおすすめ

住所:長野県上高井郡小布施町雁田1311
営業時間:日帰り入浴は6時〜21時

※営業時間等は変更する場合があります。

取材・文/番匠郁 撮影/玉井幹郎

※女性セブン2022年9月15日号

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