そうなると、もっとも期待されるのは、来年の大河ドラマ『どうする家康』に主演する松本潤だろう。家康縁の地といえば、岡崎、浜松、関ヶ原、日光などいろいろある。木村拓哉の堂々とした姿に「うちにもぜひ」と考えている地域も多いのではないか。
ただ、現実としてはなかなか難しいこともある。夏のイベントや秋の祭りシーズンは、大河ドラマの撮影が最終話に向けて進んでいる次期。ラストスパートで、俳優陣もより集中力が要求される頃である。今年の『「鎌倉殿の13人』小栗旬のクランクアップは、10月25日だった。最後まで出番が多い主役のイベント出演は、ハードルが高いかもしれない。
可能性としては、家康よりも早く退場する武将の登場はあるかも。『どうする家康』いえば、織田信長(岡田准一)、今川義元(野村萬斎)、武田信玄(阿部寛)など、騎馬とともにドドーンと出てくる姿を見てみたいキャストは多い。7日には、家康の母・於大に松嶋菜々子、家康を精神的に支える登譽上人に里見浩太朗の出演も発表されている。
木村拓哉のパレード参加のきっかけは、岐阜出身で過去に祭りに出た経験がある伊藤英明が声をかけたことだったという。人とのつながりで盛り上がるのは、祭りの基本。知人、友人、親戚、偶然、いろいろなきっかけでパレードにスターを! 安全対策を万全にしつつ、日本中が沸き立つよう、お願いします。