芸能

木村拓哉の信長パレードに46万人!時代劇研究家が注目する”次の”「パレード芸能人」

木村拓哉(時事通信フォト)

46万人が集まった木村拓哉の信長パレード(時事通信フォト)

 大きな盛り上がりを見せた木村拓哉による信長パレード。木村の次は誰がこのようなパレードに参加するのか?早くも注目が集まっている。時代劇研究家でコラムニストのペリー荻野さんが過去の参加者を振り返りながら解説する。

 * * *
 先日の「ぎふ信長まつり」の「信長公騎馬武者行列」特別企画として行われた木村拓哉信長様パレードは、予想通り、大変な盛り上がりを見せた。

 ワイドショーはもとより、報道番組でも取り上げられ、見物客は46万人、経済効果は実に39億円! 岐阜と信長のつながりが全国に知れ渡り、木村が信長を演じた映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』にも関心が高まったはず。時代劇ファンとしては、来年公開される映画のヒットを願うばかりだ。

 有名人が地域の祭りやパレードに参加する例は、結構多い。中でも話題になったのは、2007年、大河ドラマ『風林火山』で上杉謙信を演じたGACKTだ。ドラマで神秘性と強い信念を感じさせる謙信を演じたGACKTは、その生き方に深く感銘を受け、その年、「謙信公祭」に登場。計七回も参加している。

 時には輝く水干、時には紫色の甲冑と姿も変え、昼間のパレードで練り歩くだけでなく、川中島の合戦の再現イベントでは剣を抜いて白馬を走らせることもあって、外連味もたっぷり。会場は大拍手と「御屋形様!!」の声があふれたという。

 また、この夏は、『鎌倉殿の13人』で源頼朝を演じた大泉洋と安達盛長役の野添義弘、頼朝の弟・範頼(蒲殿)役の迫田孝也、仁田忠常役の高岸宏行(ティモンディ)が三嶋大祭りの「頼朝公旗揚げ行列」に参加。およそ10万人が集まった沿道からは「頼朝さま~」「佐殿~」「やればできる!」などの歓声が上がった。

 イベントが盛り上がり、地域やドラマ・映画の知名度もアップ。作品や地元のために一肌脱いだタレントの好感度ももちろんアップ。今後もこうしたパレードのスターは注目されるに違いない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
ピーター・ナバロ大統領上級顧問の動向にも注目が集まる(Getty Images)
トランプ関税の理論的支柱・ナバロ上級顧問 「中国は不公正な貿易で世界の製造業を支配、その背後にはウォール街」という“シンプルな陰謀論”で支持を集める
週刊ポスト
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
石川県の被災地で「沈金」をご体験された佳子さま(2025年4月、石川県・輪島市。撮影/JMPA)
《インナーの胸元にはフリルで”甘さ”も》佳子さま、色味を抑えたシックなパンツスーツで石川県の被災地で「沈金」をご体験 
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン