“沼落ち”や“推し活”という言葉が一般化した2022年。この1年で「沼に落ちたもの」「ハマったもの」「推しているもの」について、女性セブンの読者にアンケートを実施した。回答のあった2051人のなかから、とりわけ熱量の高い“沼民”の“推し”に対する愛の声を紹介。今回は、キャラクター・フード・ホビー編です。
キャラクター沼
「ちいかわ」などのほんわか系のキャラクターはじめ、ちょっと変わった「キモキャラ」にハマる人が続出した2022年。
●『タローマン』
NHKの特撮テレビドラマ、1本5分×全10話で制作された。
「岡本太郎先生(享年84)の描いた作品の中の奇獣が登場し、『なんだ、それは!』と叫びたくなる魅力が爆発していました。タローマン自身も『若い太陽の塔』をモチーフにしていて魅力的。脚本・演出も昭和レトロバリバリで愉快で楽しい。必殺技は『芸術は爆発だ!』など、岡本太郎先生の哲学や言葉が余すところなく表現されていました」(62才・パート)
●『パンダコパンダ』(アニメ)
パンダブーム真っただ中の1972年に劇場公開された宮崎駿・高畑勲コンビによるオリジナルアニメ。2022年、放映50周年を記念し、期間限定上映が行われた。
「パンダ好きの娘と映画館で見ました。キャラクター造形がかわいく、話のテンポがよく、起承転結がしっかりしていて登場人物が心優しい。安心して見られる作品です。もっとグッズを出してほしいし、何ならジブリパークでコーナーも展開してほしい!」(32才・専業主婦)
●『パッチョ』
東京ガスのマスコットで、火、電気、水の3つのキャラクターがいて、正体は王子。
「お尻がキュッとしたとこがかわいくて、通販でグッズを集めています」(40才・会社員)
●「どんぐりの数を数えること」に沼落ちするサンチェ
サンフレッチェ広島のオフィシャルマスコットである「サンチェ」。「サンフレッチェ広島の野津田岳人選手(28才)とのやり取りが面白くて、東京ヤクルトスワローズの“つば九郎”のように愛嬌があります」(50才・自営業)と、サンチェ沼に落ちる人も少なくない。では、そんなサンチェがハマっているものとは? サンチェに、一問一答インタビューを行いました。
──性格は?
「いつも前向きで、何があってもJリーグのサンフレッチェを応援する性格だよ」
──好きな言葉は?
「あしたは休みだ!」
「寄り道、脇道、回り道! しかしそれらもすべて道!」
──いま、ハマっているものは?
「冬眠に備えて集めたどんぐりの数を数えること」