●春日大社 奈良県奈良市春日野町160

春日大社(撮影/JMPA)

春日大社(撮影/JMPA)

 称徳天皇の勅令で本殿が造営された。国家・国民の平和と繁栄を祈る祭が年間2200回以上行われ、中でも1200年以上続く「春日祭」は、天皇の代理の勅使が参向する。

2022年10月、境内にある「若宮神社」で修復を終えた本殿に御神体を戻す、20年に1度の神事が行われ、佳子さまが玉串を捧げた(撮影/JMPA)

2022年10月、境内にある「若宮神社」で修復を終えた本殿に御神体を戻す、20年に1度の神事が行われ、佳子さまが玉串を捧げた(撮影/JMPA)

●曼殊院 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

(撮影/アフロ)

曼殊院(撮影/アフロ)

 平安時代に始まる天台宗の寺院で、室町期以降、皇室一門が住職を務める門跡寺院。離宮を営んだ智仁親王の子・良尚法親王が造営を手がけたため、桂離宮の美意識が取り入れられている。

天皇陛下、秋篠宮ご夫妻、常陸宮ご夫妻ら皇族方が訪問されたことがある。写真は2012年に訪問された上皇ご夫妻(撮影/JMPA)

天皇陛下、秋篠宮ご夫妻、常陸宮ご夫妻ら皇族方が訪問されたことがある。写真は2012年に訪問された上皇ご夫妻(撮影/JMPA)

●野宮神社 京都府京都市右京区嵯峨野宮町1

(写真/アフロ)

野宮神社(写真/アフロ)

 雅子さま、紀子さまがお参りし、懐妊された子宝神社。平安時代(800年頃)に建立されたといわれ、伊勢神宮に奉仕する斎王が伊勢に向かう前に潔斎をした「野宮」に由来する神社だと伝えられる。

●妙心寺 京都府京都市右京区花園妙心寺町1

妙心寺(写真/GettyImages)

妙心寺(写真/GettyImages)

 14世紀に花園法皇が開いた皇室ゆかりの禅寺。日本最古の鐘楼がある法堂や、狩野探幽が描いた「雲龍図」など、日本の歴史文化に触れることできる展示品が多数置かれる。


上皇ご夫妻は2013年6月に重要文化財の花園法皇の書と天井に描かれた龍の絵を鑑賞された(共同通信社)

上皇ご夫妻は2013年6月に重要文化財の花園法皇の書と天井に描かれた龍の絵を鑑賞された(共同通信社)

●東大寺 奈良県奈良市雑司町406−1

東大寺(写真/GettyImages)

東大寺(写真/GettyImages)

 奈良時代、聖武天皇が国力を尽くして建立した寺。1998年12月には奈良の文化財の一部としてユネスコ世界遺産に登録された。

2010年10月に上皇ご夫妻は、東大寺仏院を初めてふたりご訪問。平城京遷都1300年の記念祝典にご出席。建立のエピソードや昔の火災の被害について説明を受けた(撮影/JMPA)

2010年10月に上皇ご夫妻は、東大寺仏院を初めてふたりご訪問。平城京遷都1300年の記念祝典にご出席。建立のエピソードや昔の火災の被害について説明を受けた(撮影/JMPA)

※女性セブン2023年1月5・12日号

関連記事

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン