愛子さまの激やせもご家族で乗り越えられた(2017年3月、東京・新宿。写真/JMPA)

愛子さまは先の12月、3度キャンパスに足を運ばれたという。写真は高校時代の愛子さま(2017年3月、東京・新宿。写真/JMPA)

 それは、愛子さまにとって“通学再開”以上の意味を持つものとなりそうだ。

「海外留学です。国際感覚を養い今後の皇室外交に生かすため、近年の皇族にとって長期の海外留学は“必須科目”です。外務省のキャリアウーマンだった雅子さまはもちろん、陛下も大学卒業後に英オックスフォード大学に留学されました」(前出・皇室記者)

 愛子さまご自身も高校2年生の夏休みに、イギリスへの短期留学を経験された。

「陛下と同様、大学卒業後、大学院に通われているうちにイギリスへ留学する方向で、水面下での調整が進められていると聞きます」(前出・皇室関係者)

 両陛下は昨年7月、アメリカへの留学を支援する「日米フルブライト交流計画」の式典に出席された。

「陛下はおことばのなかで留学経験の貴重さを強調されました。ご自身も留学を通じ友人との交流を深め、ヨーロッパ各国の王室との関係構築だけでなく、一般の人に交じって買い物や慣れない洗濯機の操作に苦戦したことも、いい思い出になっているようです。

 日本にいる間は、周囲にはお付きの職員や護衛が常にいるわけですが、留学中はもっと自由に行動ができます。“一般的な生活”を送る経験を積むことも、愛子さまが留学されることの大きな意味を持っています」(前出・皇室関係者)

 留学には見聞を広める以外の目的もあるのだろう。

「成年会見以降、愛子さまの人気や注目度は高まり続けています。このまま国内でお出ましの機会が増えれば『愛子天皇待望論』が再燃してもおかしくありません。日本と一時的に距離を置いて“雲隠れ”されることで、愛子さまへの過度な注目や期待を落ち着かせたいという狙いも見え隠れします」(皇室ジャーナリスト)

※女性セブン2023年1月19・26日号

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