薬剤師が自分では飲まない薬
C美:ただ、薬局は医師と違って専門があるわけではないし、膨大な薬の種類や副作用をすべて把握しきれないのは事実。でもその場でわからなくても調べることはできます。副作用の相談をしたらあとで回答をくれるとか、減薬の相談をしたら、どう減らした方がいいかというところまで提案してくれる薬剤師がいい。
B夫:服用する薬について細かい内容を聞きたいなら、クリニック近くの薬局の薬剤師に聞くと詳しく答えてもらえることが多い。整形外科の薬なら整形外科の近くの薬局に相談するのが近道です。
A子:話を聞くだけの薬剤師はよくないけど、逆に医師でもないのに、薬以外のことまで踏み込んできたり、上から目線で話したりする薬剤師もよくないですね。
C美:まぁ私たちだって人間だから、患者さんの態度にムッとすることもありますね。B夫 確かにそこは、お互い様。薬の説明をしようとして「いつものんでるから、説明はいらない」なんて頭ごなしに言われると、調剤マシンだと思われている感じがして、いい気はしない。逆に一生懸命説明を聞いてくれる人だとうれしくもなる。
A子:かかりつけ医と同じようにかかりつけ薬剤師を見つけておくのもいいと思います。自宅や勤務先の近くで処方薬をもらう薬局を1つ決めておくことで、薬の管理もしやすくなるし、副作用などのチェックもしてもらえる。わからないことは気軽に聞いて、うまく薬剤師を利用してほしい。
※女性セブン2023年1月19・26日号
薬剤師が飲んでいる薬
いい薬剤師、悪い薬剤師の見分け方