「黒川家は真面目な家柄で、おばあちゃんがすごく厳しい人だった。地元出身のおじいちゃんは国鉄の鉄道員、おばあちゃんは尾道の神主さんの生まれで、厳しい教育方針だったみたい。
クロちゃんのお父さんは長男で自分のやりたい仕事をさせてもらえなかったという思いがあって、子供であるクロちゃんには好きな仕事をさせてあげたいと話していたね」(近所の住人)
110坪ほどの敷地に建つ大きな家に住んでいたという黒川家だが、堅実で由緒ある家だったとはいえ、毎月20万円の仕送りはそうそう続けられるものではない。それが可能だったのは、祖父母が残した財産があったのではと近所の住民が続ける。
「おじいちゃんは63歳で若くして病気で亡くなり、おばあちゃんは2004年に83歳で亡くなった。そんなすごい金額を仕送りしてたなんて、おじいちゃんの遺産があったかもわからんね。その遺産もクロちゃんが使い果たしたんじゃないかな(笑)」
両親は8年前に売却された実家から広島市内に転居していた。