「コロナになりました」
1月6日。かかりつけ医の医師に電話をしたら、最後にワクチン接種した日にちを聞かれた。65才の私は、高齢者だから保健所にその日付と連絡先を病院から届け出なくてはいけないんだって。で、医師にこれまでの話をしたら、私の症状は「超軽症」だそうな。
いやいや、この1週間、私が気がかりなのは、私と別れた後、ひどい発熱をしたと連絡をくれた11才年下の弟夫婦と福島の親戚のことよ。もし私が発熱していないから大丈夫と思い込んで、車の中で無防備に咳をしたりしなかったら感染させなかったのに、と思うといたたまれないんだわ。
で、いま私が言いたいのは、必ずしも「コロナ発症=発熱」じゃないってこと。そして、ゴホンとなったらコロナを疑えということ。
それにしても「無症状」はどうしたらいいんだ? 軽症の人が重症者をつくって広げていく怖さにおののいている。
【プロフィール】
「オバ記者」こと野原広子/1957年、茨城県生まれ。空中ブランコ、富士登山など、体験取材を得意とする。
※女性セブン2023年2月2日号