実際、20代男性は1回目接種から4日後にダイエットを開始し、その翌日、自宅で心肺停止状態で見つかった。
ワクチンは精神面にも作用する。20代男性は1回目の接種後に精神障害を発症し、自殺した。この男性に精神疾患の既往歴はなかった。新潟大学名誉教授で医師の岡田正彦さんは言う。
「コロナワクチンで作成されるスパイクたんぱくは、異物を遮断するはずの血管の壁を突破して脳細胞に入り込み、何らかの影響を及ぼす可能性が否定できません。これを避けることは難しく、ワクチンが精神面にも影響を及ぼす可能性があることを知ってほしい。ただし詳細は、まだ研究発表がなく不明です」(岡田さん)
血液をサラサラにする「抗血栓薬」や「抗凝固薬」をのんでいる人も気をつけたい。2回目の接種をした60代男性は翌日に自宅の浴槽で意識を失って死亡した。この男性は肥満で糖尿病を患い、血液をサラサラにする抗血栓薬を服用していた。
「そうした“血液サラサラ系”の薬をのんでいると普段から血が止まりづらい状態になっていますから、接種後に出血するリスクがいっそう高まるのかもしれません」(岡田さん)
日常的に高血圧や高脂血症、糖尿病などの薬をのんでいる人は特に注意が必要だ。医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広さんは言う。
「生活習慣病の薬を処方されるのは持病があるからで、ワクチンのリスクが高くなります。こうしたかたがたは体力も低下しているので、接種後は特に意識して慎重に過ごしてほしい」(上さん)
もうワクチンを打つ機会はそれほどないかもしれないだけに、接種する場合は万全の姿勢で臨みたい。
※女性セブン2023年3月2・9日号