ジャニーズ事務所の子会社の社長に就任した元V6の井ノ原快彦(46才)と、元SMAPの香取慎吾(46才)は小学生の頃からの大親友。互いの立場が変わったいまも絆の強さは変わらない。仕事現場で奇跡のような再会を果たし、旧交を温める2人の姿に後輩たちも感激しきり──。
「司会を務めたのは関ジャニ∞の村上信五さん。審査員にHey! Say! JUMPの有岡大貴さんやSexyZoneの佐藤勝利さん、さらにSixTONESのジェシーさんやSnow Manの佐久間大介さんらも参戦し、豪華な顔ぶれが一堂に集結しました」(番組関係者)
2月上旬、都内のスタジオでジャニーズJr.が特技を披露するバラエティー特番『ジャニーズJr.CHAMP』(中京テレビ)の収録が行われ、事務所に所属するタレント総勢100人以上が集まった。現場を仕切ったのは、昨年9月にジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原快彦(46才)だった。
「井ノ原さんは番組には出演しませんが、現場でJr.の少年たちをまとめ、秘書とともに駆け回っていました。これだけ大勢のジャニーズタレントが集まる機会は珍しく、久々に会うタレント同士で思い出話や近況報告で盛り上がったようです」(前出・番組関係者)
スタジオにはタレントだけでなく、2000年に芸能界を引退した“伝説のJr.”の姿も。
「滝沢秀明さんと同時期にジャニーズJr.で1、2の人気を誇った小原裕貴くんです。学業を優先するために芸能界を辞めた後、有名大学を卒業し、現在は大手広告代理店に勤務しています。ジャニーズにはいまもつきあいのある友人が大勢いるそうで、仕事でないときも時折現場に顔を出しているそうです」(前出・番組関係者)
さながら同窓会のような雰囲気で盛り上がるスタジオ。そのすぐ隣にも懐かしい顔が。奇しくも同じ日に行われていたのが「新しい地図」によるABEMAのレギュラー番組『7.2 新しい別の窓』の収録だった。井ノ原は、稲垣吾郎(49才)、草なぎ剛(48才)、香取慎吾(46才)が待機していた楽屋の扉をためらいなく開けたという。
「満面の笑みで3人と挨拶を交わし、一人ひとりとがっちり握手したそうです。積もる話もあったのでしょう。楽屋でしばらく楽しそうに談笑していましたよ」(別の番組関係者)
2016年末のSMAPの解散にともなって、香取ら3人がジャニーズ事務所を退所したのは2017年9月。井ノ原は当時、自身が籍を置いたV6が、SMAPを目標にしていたことを明かした。
「グループとして活動しながら、メンバーそれぞれの分野で活動するスタイルはSMAPが定着させたと言っても過言ではありません。井ノ原さんは当時、『あさイチ』(NHK)や『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)の司会を務め、MCとして独自のポジションを築きつつありました。
自身の活躍はSMAPというお手本があったからだと公言し、2015年にNHK紅白歌合戦の白組司会に抜擢された際は『SMAPがいなかったらできなかった』とコメント。司会経験の豊富な中居正広さん(50才)から励まされたことも明かしていました」(芸能関係者)
SMAPへの敬慕の念は2021年11月にV6が解散し、社長になってからも変わることはなかった。
「井ノ原さんは香取さんの誕生日である今年の1月31日に自身のブログでも、ストレートに『おめでとう!』とお祝いの言葉を述べていました。前年の夏に偶然、香取さんと草なぎさんに会った際は、うれしさのあまりハグしてしまったとか。中居さんにもそのことを報告し、稲垣さんにも『いつか会いたいなあ』と伝えると、中居さんは笑っていたといいます」(前出・芸能関係者)