また、多剤併用に伴う副作用を回避することも大切だ。訪問診療で減薬に取り組む医師で、たかせクリニック理事長の高瀬義昌さんは、60才を超えたら、安易にのむ薬を増やさない方がいいと話す。
「どんな薬でも年をとれば副作用が出やすくなるため、60才以降はなるべく薬に頼らずに生活することを意識してほしい。複数の病院で処方されている薬を減らしたいと思ったときは、かかりつけ医に一括して相談することを推奨します」(高瀬さん)
健康な体で人生100年時代を生き抜くために、まずはいまのんでいる薬から、見直してみよう。
※女性セブン2023年3月16日号